どうも皆さんこんにちは!
ふね検スタッフのうっちーⅡ世です。(`・ω・)ノ
先日、初めて<東京湾アクアライン>のアクアブリッジの下を船でくぐっちゃいました!ヽ(*´∀`*)ノ
<東京湾アクアライン>は千葉県木更津市と神奈川県川崎市とを東京湾を横断するように結ぶ自動車専用の道路です。
川崎側が海底トンネルになっていて、木更津側にはアクアブリッジという橋が架かっています。
普段よく目にするランドマークを、陸地とは異なる角度で見ることができる・・・というのも船のいい所ですね。橋の真下を通過するときは、ついしげしげと橋の裏側を眺めてしまいました。
さて、みなさんは上記の画像の橋げたの部分になにやら緑、赤白の縦じま、赤のマークが描かれているのに気づきましたか?
画像の赤い矢印の部分ですね。
ちょっと陰になっていて見にくいですが、拡大してみましょう。
このマークがどんな意味を持つマークなのかご存じでしょうか?
船舶を操縦できる資格をお持ちの方ならピンときたかもしれませんね。( -`ω-)
船の世界では陸上の道路標識と同じように船が安全に航行できるように、航路や可航水域を示す標識があります。
代表的な標識例としては右舷標識と左舷標識でしょうか・・・
これはそれぞれ航路の右の端と左の端に設置されていて、赤と緑の標識の間に航路があることを示しています。浮標であったり立標であったりはしますが、色は変わらず赤と緑で、その先端には、円筒形と円すい形のトップマークがついています。
この橋げたの画像を見ると、左の緑の円筒形マークの下には橋脚があって船が航行できないことがわかります。
もちろん画像のマークはあくまでマークで、正式な標識ではありません。しかし、このマークを見るのは船で橋に近寄る人だけです。船長さんは当然航路標識の知識がある人なので、このようなマークを描いておけば、この橋の下を通航しようとするときにどこが通行可能なのか迷わずに済みますね。
ちなみに・・・ところ変わればルールが変わる!というのは当然ですが、
なんとこの左舷標識と右舷標識の色が正反対になる国や地域が存在します。
日本は左が緑、右が赤ですが、左が赤、右が緑の国や地域もあるということですね。
普段はなかなか目にすることのない大きな橋の側面についてのお話でした。
とりあげなかった赤と白の縦じまにもそれによく似た標識がありますよ。
航路標識はいろいろな種類がありますので、興味がある方は、ぜひ調べてみてくださいね。